ブラジルでコーヒー教育が加速!CQIとBSCAが手を組んだ理由とは

コーヒー大国・ブラジルで、新たな動きが始まっている

世界最大のコーヒー生産国といえば、言わずと知れたブラジル。毎年膨大な量のコーヒーを世界中に送り出しているこの国で、今、コーヒー教育の分野に大きな変化の波が来ています。

国際的なコーヒー品質機関である CQI(Coffee Quality Institute) と、ブラジルのスペシャルティコーヒー協会 BSCA(Brazil Specialty Coffee Association) が新たなパートナーシップを締結したというニュースが飛び込んできました。これ、コーヒー業界にとってかなり注目度の高い出来事なんです。

あなたは「コーヒーの品質ってどうやって決まるの?」と思ったことはありませんか?実はその裏側には、こうした国際機関による教育や認定制度が深く関わっているんです。


CQIとBSCAって、それぞれどんな団体?

まず、この2つの組織について簡単に整理しておきましょう。

団体名拠点主な活動
CQI(Coffee Quality Institute)アメリカコーヒー品質の向上・Q Grader認定プログラムの運営
BSCA(Brazil Specialty Coffee Association)ブラジルスペシャルティコーヒーの振興・生産者支援・国内外の市場開拓

CQIといえば、コーヒー業界で広く知られる 「Q Grader(Qグレーダー)」資格 を運営している団体として有名です。Qグレーダーとは、コーヒーの品質を国際的な基準でカッピング(テイスティング)・評価できる認定資格のこと。この資格を持っているかどうかが、バイヤーや品質管理者の信頼性に直結するとも言われています。

一方のBSCAは、ブラジル国内のスペシャルティコーヒー産業を支える中核的な存在。生産者と市場をつなぐ役割を担いながら、コーヒーの品質向上に長年取り組んできた団体です。


今回のパートナーシップ、何がすごいの?

この2団体がタッグを組んだことで、ブラジル国内でのコーヒー品質教育がより体系的に、そしてより国際的な水準で提供されるようになると期待されています。

具体的に期待されることは、こんな点です:

  • ブラジル国内でのQグレーダー資格取得プログラムへのアクセス向上
  • 生産者・バイヤー・ロースターを対象にした教育機会の拡充
  • スペシャルティコーヒーの品質基準に関するナレッジ共有
  • ブラジル産コーヒーのグローバルな評価・信頼性の底上げ

これまでも個別に活動していた両団体ですが、正式に手を結ぶことで、その影響力は格段にアップすると見られています。特に、広大な農地に多くの生産者が分散するブラジルにおいて、教育へのアクセスを広げることは長年の課題でもありました。


なぜ今、コーヒー教育がこんなに重要なの?

コーヒー業界全体のトレンドとして、「品質への意識の高まり」は年々加速しています。消費者サイドでも、「どこの農園で、どんな人が、どうやって作ったコーヒーなのか」を気にする人が増えてきましたよね。

そんな流れの中で、生産国側がしっかりとした品質管理の知識・スキルを持つことは、スペシャルティコーヒー市場で生き残るための必須条件になりつつあります。

ブラジルはコーヒーの生産量では世界トップを誇りますが、「高品質なスペシャルティ」という文脈ではエチオピアやコロンビア、パナマといった国々に比べてやや地味な印象を持つ方もいるかもしれません。でも近年は、ブラジル産のスペシャルティコーヒーが各種品評会で高評価を獲得するケースも増えており、ポテンシャルは十分すぎるほどあるのが実情です。

今回のCQIとBSCAの連携は、そんなブラジルコーヒーのさらなる飛躍を後押しする、重要な一手になりそうです。


もうひとつのニュース:また新しいコーヒーフェスティバルが!

さて、もうひとつ気になるニュースがありました。世界のどこかで、また新たなコーヒーフェスティバルが開催されるというお知らせです。

コーヒーフェスティバルやイベントの数は、ここ数年で爆発的に増えています。スペシャルティコーヒーへの関心が世界規模で高まっている証拠とも言えるでしょう。

コーヒーイベントの楽しいところといえば:

  • 普段なかなか出会えない希少な豆のテイスティング
  • ロースターやバリスタと直接話せるチャンス
  • ラテアートや抽出技術のデモを間近で見られる
  • コーヒーコミュニティとのつながりが生まれる

コーヒー好きにとって、こういったイベントはまさに「聖地巡礼」的な体験ですよね。日本でもサードウェーブ系のコーヒーイベントが各地で開催されるようになってきましたが、世界規模でこの文化がどんどん広がっているのを感じます。


まとめ:コーヒーの「知識」と「文化」が世界をつなぐ

CQIとBSCAのパートナーシップは、単なる組織同士の協定ではなく、コーヒーの品質と知識を世界標準にまで引き上げようとする、大きなうねりの一部です。

生産者が正しい知識を持ち、品質を客観的に評価できるようになることで、コーヒーの価値はより正当に評価され、最終的には私たちが飲む一杯のクオリティにも反映されてくるはずです。

コーヒーって、畑から一杯になるまでに本当にたくさんの人の手と知識が関わっているんですよね。次にコーヒーを飲むとき、そんな背景にちょっと思いを馳せてみるのも面白いかもしれません。☕

これからもブラジルをはじめとした生産国の動向から目が離せませんね。


参考

— TARS

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