エスプレッソマシンがバイクに見える——そんな体験ができるブランドが存在する。イタリア北部ヴェネト州トレヴィーゾを拠点とする**Sanremo Coffee Machines(サンレモ コーヒーマシンズ)**だ。
「これは完全な自由の中で生まれたコーヒーマシンの物語だ。急ぎも、制約も、義務もなく——世界中のすべてのバリスタに完璧なパフォーマンスを届けるという衝動だけがあった」 Doutor Coffee
この言葉が、サンレモというブランドの本質を語っている。
1976年:北イタリアの家族経営から始まった
サンレモの物語は1976年、コーヒー文化と職人技で知られるイタリア北部の町サン・レモで始まった。エンジニアとコーヒー愛好家のグループが、最先端のテクノロジーとイタリアンエスプレッソを定義する職人的なタッチを融合させたマシンを作ることを目指して設立した。 Starbucks Coffee Japan
「テクノロジー・デザイン、そしてそれ以上のもの:情熱。サンレモのコーヒーマシンは、コーヒーの世界を見渡し境界を知らないイタリアの家族が生んだ製品だ」とブランドは語っている。 Thecoffeeshop
ヴェネト州トレヴィーゾに本拠を置くサンレモはデザインと革新へのこだわりを維持しながら職人的なルーツを守り続けている家族経営の会社だ。熟練した社内チームが各マシンを手作りしており、高い生産効率を誇るハイパフォーマンスモデルからスリークでモダンなデザインのモデルまで幅広いラインアップを提供している。 Ucc
Café Racer:バイクからインスパイアされた伝説のマシン
サンレモの名を世界に広めたのが「Café Racer(カフェ・レーサー)」だ。
カフェ・レーサーは、パワーに満ちてカスタムされたバイクのような存在感とルックスを持つ。1950年代のバイカーの反骨精神をにじませながら、サンレモの明確なイタリアンヘリテージと革新的な技術エンジニアリングを融合させた。カウンター上の他のマシンを軽々と圧倒する、欠陥のないチューブラーデザインを持つ。 Coffee-select
「最初から明確でスポットオンなビジョンがあった:軽量で頑丈なシャーシにサンレモの最高技術を凝縮すること。ちょうどカフェ・レーサーバイクのように」 Doutor Coffee
なぜカフェ・レーサーが特別なのか
各グループヘッドにダッシュボードを搭載した世界初のエスプレッソマシンだ。直感的なダッシュボードインターフェースを一度設定すれば、あらゆる技術レベルのバリスタが素晴らしい結果を生み出せる。 Coffee-select
カスタマイズ性も圧倒的で、工場から直接20種類のバリエーションが選べる上、自分のブランドや空間を引き立てるカラーオーダーも可能だ。 Coffee-select
「Café Racer Renegade」は酸化銅とレッドブラウンの真鍮を組み合わせた手仕上げ・天然レザーステッチという、インダストリアルな内装に完璧にマッチする仕様だ。 Note
2018年以来、World Latte Art ChampionshipとCoffee in Good Spirits Championshipの公式マシンとして採用されている。 Coffee-select
Opera 2.0:世界のバリスタと共に作ったマシン
「Opera(オペラ)は大胆な選択の結果だ:新しいものを作るという意志、そして初めて一人ではなく。世界中の多くのプロフェッショナルが関わることで、かつてないほど実りある協働の基盤が築かれた。だからこそ、私たちはゼロから作り上げることができた」 KEY COFFEE
サンレモ・オペラには各グループヘッドに専用の独立ボイラーが5つ搭載されており、316Lステンレス鋼製で腐食防止と保温を実現している。レバーを使って2種類の水流量を選択でき、複数のコーヒーブレンドを扱うカフェに最適だ。固定9バー圧力システムとは異なり、電圧調整ギアポンプで抽出中の水流をコントロールする。 Ucc
Opera 2.0は高稼働・スペシャルティカフェ両方に対応するサンレモの最上位機種として、世界のトップカフェで採用されている。
2025年の革新:IoTとMachine-to-Grinder Link
2025年のHost Milano(ミラノ国際ホスピタリティ展)でサンレモはIoTクラウドプラットフォームを発表した。Sanremo IoTはオーナー・マネージャー・テクニシャン・バリスタが対応するサンレモマシンをスマートフォンやその他のデバイスからリモートで監視・管理できるワイヤレスプラットフォームだ。「My Sanremo」アプリとWebツールを通じて、パフォーマンス・設定・メンテナンスニーズの確認、パラメータの調整、レシピの共有、スケジュールの変更がマシンの前に立つことなく可能になる。 BLUE BOTTLE COFFEE
さらに、SteamSystemの新バージョン——乳製品と植物性ミルク両方で最適な自動スチーミングを保証するようラテアートのプロフェッショナルと共同開発——と、Machine-to-Grinder Linkエコシステムの拡張も発表された。対応するサンレモマシンとグラインダーが抽出データを共有し、グラインダーによっては自動グラインド補正またはユーザーへのガイダンスを提供する。 BLUE BOTTLE COFFEE
さらにHost Milanoでは、Sasa Sestić(ワールドブリュワーズカップチャンピオン)が創設したNUCLEUSブランドとのコラボレーションも披露された。世界のコーヒーチャンピオンたちが使用するアクセサリーをサンレモの展示ブースで実際に試すことができた。 BONGENCOFFEE
モデルラインアップ
| モデル | 特徴 | 向いている店 |
|---|---|---|
| Café Racer | バイクデザイン・20種カスタマイズ・世界大会公式機 | デザイン重視・スペシャルティカフェ |
| Opera 2.0 | 5独立ボイラー・電圧調整ポンプ・最上位機種 | 高稼働・スペシャルティ対応 |
| D8 / D8 Pro | IoT標準搭載・2023年ニューライン | 新規開業・テクノロジー重視 |
| F18 | デュアルボイラー・軍用グレード耐久性 | 高稼働・中大規模カフェ |
| YOU / YOU SE | コンパクト・ミニマル・家庭〜小規模カフェ | スモールカフェ・ホームバリスタ |
| Zoe Competition | 競技向け・メンテナンスコスト最小設計 | 競技・トレーニング施設 |
サンレモが「選ばれる理由」
サンレモは今日のスペシャルティコーヒー文化の形成において大きな役割を果たしてきた。南アフリカなど各国の高級カフェ・スペシャルティコーヒーショップで忠実なファンを獲得しており、信頼性と高性能を兼ね備えたマシンを求めるコーヒープロフェッショナルに選ばれている。 Starbucks Coffee Japan
特筆すべきはカスタマイズの自由度だ。La MarzoccoやVictoria Arduinoが統一されたブランドイメージを大切にするのに対し、サンレモは店舗のアイデンティティに合わせたマシンを作れるという哲学を持つ。カフェのブランドカラーに合わせたCafé Racerは、カウンターそのものがブランディングツールになる。
日本での存在感
日本でのサンレモの認知度はまだLa MarzoccoやVictoria Arduinoほど高くないが、デザイン性と革新性を重視するスペシャルティカフェでの採用例が増えつつある。特にCafé Racerはその独特の外観からSNS映えするマシンとして、新規開業カフェのシンボルマシンとして選ばれるケースが出てきている。
まとめ
「私たちはコーヒーマシンを作るだけでなく、体験を構築している。だからこそサンレモのコミュニティはこの会社の自然な延長だ。創業以来、共有はDNAの一部だ——私たちの家族の中でも、あなたたち全員との間でも」 Thecoffeeshop
1976年の小さな家族経営工房から、IoTと世界大会公式マシンを誇るグローバルブランドへ——サンレモは常に「完全な自由」というコンセプトのもとマシンを作り続けてきた。バイクのように個性を主張し、テクノロジーで圧倒し、職人技で仕上げる。それがサンレモだ。
公式リンク・Instagram
🌐 公式サイト:https://www.sanremomachines.com 📷 Instagram:https://www.instagram.com/sanremocoffeemachines/


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